屋久島の貴重な天然林の魅力!世界自然遺産に登録された理由は?

屋久島といえば、広大な自然と野生動物で有名な世界遺産ですよね。中でも魅力的なのが、縄文杉を初めとする古来からの貴重な植物が豊富に茂る天然林。

 

また、季節を迎えるとアオウミガメの営巣地となる北西部の浜辺も屋久島と聞くと思い浮かぶ魅力のひとつですよね。

 

日本国民であれば一度は名前を聞いた事のある屋久島は、どんな理由や魅力から世界遺産に登録されたのか?どんな評価をされているのか?

屋久島について知っておきたい情報を、しっかりとまとめます。

 

屋久島ってどんな場所?貴重な天然林を創る動植物たちとは

 

屋久島ってどんな場所か教えて!と言われた時、説明するのって意外と難しいですよね。そう、屋久島という名前を知ってはいても、どんなところかと聞かれて答えられる方って、意外と少ないんです。

 

日本が誇る世界遺産である屋久島がどんな場所なのか?日本に住んでいるなら知っていて損はありません!

 

屋久島ってどこにあるの?どんな場所?

 

屋久島は鹿児島県に属する離島です。もう少し詳しく説明すると、日本本土の最南端、鹿児島県佐多岬の南南西約60km海上に位置します。住所は、「鹿児島県熊毛郡屋久島町」。

 

無人島ではないので良く考えれば当たり前のことですが、世界遺産である屋久島にも住所があるというのは、なんだか不思議な気持ちになりますね。

 

また、屋久島の面積は、なんと東京ドーム10,000個分を軽く超えるほど広いんです!これだけ広い面積に、広大な自然が羽を拡げるように広がっている様子はまさに圧巻。

 

対して、人口はおよそ14,000人よりも少ないそう。屋久島ほど重要で貴重な環境や自然の維持を考えると、人口はこの程度に収まっているのが理想的なのかもしれませんね。

 

屋久島の貴重な天然林を創る動植物たちとは?

 

屋久島の極めて貴重な天然林を創造する植物はおよそ1,900種類と、とっても豊富。そのうち、なんとおよそ40種類が屋久島の固有種と言われているんです。固有種のほとんどが高地に茂っており、代表的なのはヤクシマリンドウ、ヒメコイワカガミなど。

 

不思議なのが、屋久島は日本の北から南までの気温をまんべんなく有しているということ。

 

この気温の変化により、低地では亜熱帯で代表的な植物たちを見ることが出来ますし、少し高いところに行くとヤクスギやモミなどが育っており、もっと高いところに行くと高山植物までもが茂っているそう。

なんとも不思議な植生ですが、この変わった植生こそ、屋久島が世界遺産に選ばれた理由の一つだそうですよ。

 

屋久島に行くだけで、北から南までの植物を楽しめるなんて、他にはないとっておきの魅力ですよね。

 

次に、動物たちのお話です。屋久島にいる動物たちで代表的なのは、サルとシカ。屋久島にいる大型の動物は、ヤクザルとヤクシカのみです。クマやタヌキ、ウサギやキツネもいないそう。

 

ニホンザルとニホンジカの亜種ですが、どちらも共通して本土のサルやシカよりも小柄でかわいらしいんです。

 

しかし、サルは群れでいるときは威嚇してくることもあるので、注意が必要。

 

シカは狩猟禁止のおかげか、人を見ても首を傾げるような愛らしい仕草をする程度で、あまり逃げようとはしないそう。

それでも怖がらせてしまわないよう、ものを投げたりするなどのいたずらはやめましょう。

 

また、とってもかわいらしいコイタチもいます。彼らは非常にすばしっこく、よく見かけるにも関わらずシャッターチャンスはなかなかありません。もし写真が撮れたらラッキーですよ(笑)

 

屋久島といえば、アオウミガメの産卵でも有名です。季節がきて、運が良ければ、彼らの産卵に立ち会うこともできるかもしれませんね。しかし、ここで一つ注意。一生懸命海を目指す彼らを助けたくなってしまうかもしれませんが、手を出してはいけません。

 

それが彼らの生態系ですから、手を加えることで壊してしまいかねません。もし運良く立ち会うことができても、遠くから暖かく見守る程度にとどめておきましょう。

 

比較的小柄な動物たちと出会えるのも、かけがえのない屋久島の魅力の一つです。

 

屋久島が世界遺産に登録された理由は?

 

さて、屋久島がどんな場所なのかや、どんな魅力があるのかをまとめてきました。では、魅力たっぷりな屋久島がどのような理由で世界遺産に登録されたのか?どんな評価をされているのか?

 

少し難しい話題かもしれませんが、少しでもわかりやすいよう、簡単にまとめてみました!

 

世界遺産登録の理由

 

屋久島は、1993年12月11日に、青森県の白神山地と共に世界遺産に登録されました。

 

「標高による連続植生、植生遷移や暖温帯の生態系の変遷等の研究における重要性を持つこと」「ヤクスギを含む生態系の特異な景観を持つこと」などの屋久島独自の特徴が、非常に大きな価値を有しているとして評価を受けました。

 

登録前にも、多くの植物学者や動物学者たちが、「類を見ない島」「人類の至宝」とまで評していたそうですから、世界遺産に登録されるのは必然だったのかもしれませんね。

 

まとめ

 

いかがでしたか。

日本の誇る世界自然遺産、屋久島は独自の環境と魅力、景観を有している、学者さんの言葉を借りればまさに「類を見ない島」。

 

環境汚染が社会問題となっている昨今、とても貴重な遺産であることは言うまでもありません。

屋久島を訪れた際は、静かで穏やかな時間を、広大な自然と野生動物たちと共に過ごせること間違いなしです。